『シャドー・ダンサー』の小指とルース・ボルトン

シャドー・ダンサー』(Shadow Dancer)でエイダン・ギレンとマイケル・マケルハットンが共演していると聞いて鑑賞してみました。

(ネタバレしています&恒例画像勝手に)



舞台は1990年代のベルファスト。ヒロインのコレットIRAメンバーの家庭に育ちながら、事情があってMI5のスパイとして採用されます。家族や仲間を裏切る日々に苦しむコレット
しかし実はMI5はIRA内部にもっと大物スパイを飼っており、コレットはそのモグラをカモフラージュするための捨て駒にすぎなかったのです。イギリスって汚い・・・ってお話です。

エイダン・ギレンコレットの兄弟ゲリーを演じています。チャーミングで過激なIRA。いつも通りの魅力をふりまく小指でした。
マイケル・マケルハットンの役はリアム・ヒューズというIRAのその地区のちょっと偉い人らしい。

リトルフィンガーとボルトン公が共演してるのはIRAメンバーの葬儀の場面です。
戦士として弔おうとする北アイルランド側と、テロリストの死として扱いたいイギリス軍が対立するシーン。

エイダン・ギレンは過激な若い衆という位置づけ。
なおもう一人の兄弟をドーナル・グリーソンが演じていて、IRAに悪のアイルランド人が大集合。

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老練なマイケル・マケルハットンは穏便に葬儀を進めようとする。

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変な顔が取れてしまってごめん

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小指と蛭公に二人がかりで責められるイギリス軍の指揮者はたぶん前世はスターク家の忠臣か何かだったのでしょう。

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棺をかついでくれとボルトンに頼む小指。
目立つわけにいかないので断るマイケル・マケルハットン。

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しかし棺桶が着いたら小指に押し出されて最前列に出てしまうボルトン。あきれるボルトンが可愛い。

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ボルトンがイギリス軍の注意を引いてる間に小指たちは発砲して戦士への敬意を表してしまう。約束を破られて怒るイギリス軍。

集会で上層部の弱腰を責めるエイダン・ギレン

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怖いよボルトン

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もっとマイケル・マケルハットンが見たかった。