いま聞いてるBBCのラジオドラマ 2018.4.25

今月はあまりたくさん聞けなかった。



エピソード6最終回まで放送されました。
最初はジーヴスシリーズのバーティと比べてピーター卿が賢すぎて違和感・・・とか失礼なことを思っていたのですが、主役のIan Carmichaelの声の演技が素晴らしく、聞き惚れてしまいました。最後のころにはすっかり大ファンに。
彼のピーター卿シリーズはオーディブルで聞けるようなので彼目当てで再度入会するかも。バーティ・ウースターを演じたこともあるようです。

同じ時代の同じ階級の男性なので当然でしょうが、バーティとピーター卿は同じ言い回しをけっこう使っててびっくりしました。あのアホとピーター卿が同じ単語を・・・

しかし今回のラジオドラマではバンターが最初しか登場しないので従僕マニアには不満の残る脚本でした。



当たると評判の女性手相見をオスカー・ワイルドが訪れる。
占い師とワイルドの会話で進むドラマ。最初は小手先でのらりくらりとかわす占い師ですが、次第に会話はヒートアップして行く。将来を占いよう迫るワイルド。そして彼の手相にあるものを見る占い師。
観客はこのあとのワイルドの運命を知っているので、「言っちゃうの?それとも・・・?」とドキドキさせられるドラマ。


手相見役のSheila Hancockが本当に迫力があって大ファンになりました。(BBCのラジオドラマを聞いてると好きな俳優がどんどん増える)



修道士カドフェル「氷の中の処女」。原作は大昔に読んだような・・・?
音楽が中世っぽくて雰囲気ありました。陰惨なストーリーだが最後はスターウォーズ風で明るい幕切れ。
日本ではカドフェルと呼ばれている彼は英語ではカドファエルみたいな変わった名前だった。



原作はサラ・ペリーの「エセックスの蛇」各章を総なめにした大ベストセラーのようです。
何の知識もないまま聞いています。
舞台は19世紀のイギリス。エセックスに伝説の魔物が現れて人々を恐怖に陥れる。
主人公のコーラは頭も良く度胸も行動力もある女性。沼地で羊を救おうとしている男性を手助けして仲良くなる。
ビクトリア朝ゴシックスリラーなのか、ロマンスなのかフェミニズム自立ドラマなのかよくわからない。

コーラのロールモデルが天才化石掘りメアリー・アニング(She sells seashells by the seashoreのモデルの女性)なのが面白い。イギリスは女性の憧れの先輩が各種揃っていてうらやましい。



次に聞く予定。


次に聞く予定。
BBCドストエフスキー好きやな。



聴けるかどうか分からないが一応予定。


いつアップデートされるか分からないこの番組。新エピソードがいつのまにか。



タイトルに引かれて一応予定に入れている。


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