「サンドマン」オーディオドラマ EP1: SLEEP OF THE JUST(2)

オーディブルのオーディオドラマ「サンドマン」の感想です。
ネタバレしています&いろいろ間違っている可能性が大きいのでご注意ください。


EP1 SLEEP OF THE JUSTつづき

モルフェウス Morpheus(声:ジェームズ・マカヴォイ)は魔法陣の中央に置かれたクリスタルのドームの中に閉じ込められています。
やっとマカヴォイのセリフ。「閉じ込められた」「観察する」「脅迫された」とどれも一語だけなのでファンはちょっとがっかりですね。
ロドリック・バージェスは部下に24時間体制で虜囚を見張らせる。

1920年6月、冒頭の場面に戻ります。大戦が終わり、ザ・ロイヤル・ミュージアムの蔵書点検が行われ、ジョン・ハサウェイ博士 John Hathaway(声:アントン・レッサー)が貴重な本を盗んだことが判明する。
アントン・レッサー再登場。悪事をすべて書き残し、「地獄で待っているぞバージェス」と言い残して自殺するハサウェイ博士。
しかしバージェスは魔法で遺書を発火させ、証拠は消えてしまいます。アントン・レッサーの出番もおしまい。

ロドリック・バージェスの息子のアレックスはThe Liber Fulvarum Paginarumという本(黄色いページの本という意味らしい)にドリームの似顔絵があるのを発見。
これでモルフェウスの正体を突き止めることができました。いまさら気づいたが、英語の発音はモーフィアスですね。
しかし喜びもつかの間、バージェスの腹心の部下サイクス Ruthven Sykesが、バージェスの愛人エセル・クリップス Ethel Crippsを連れて出奔。行きがけの駄賃にドリームのヘルメットと砂袋とルビーも持ち去ってしまう。
エセルは妊娠しているのですが、父親が誰かは本人にも不明。

サイクスは自分には役立たないヘルメットをもっと使いやすいアイテムに交換します。ハエの羽音がしてるので取引相手は蠅の王だろうか?
ヘルメットは目玉つきの腕輪に交換されました。

バージェスはサイクスにリモート呪術をかけようとにゃんこを生贄にした儀式をやってみたりしますが、腕輪の力で撃退されるニャーン。
その後エセルがサイクスを捨て、腕輪を持って行ってしまった。サイクスはバージェスの呪いでリモート爆殺される。このへんちょっと慌ただしい。

コミックではエセルは首からルビーをぶらさげてるようですが、砂袋は持って行ったかどうかわからない。

 

バージェスはモーフィアスを閉じ込めたまま老齢で死亡。結局バージェスは地獄へ行ったのかな。
ひたすら解放の時を待ち続けるモーフィアス。やっとやや長めのセリフがあるのですが、中年男性ばかり登場するので、誰が喋っているのか区別がつきにくいのが難点です。

夢監禁事件に巻き込まれる人たちのうちユニティ・キンケイド Unity Kincaidが眠ったまま妊娠出産する怪事件が起きる。父親は誰かわからない。
このコミックは父親不在がテーマなのだろうか。