『色褪せた太陽』三部作が絶賛絶版中

アーカディ・マーティーンの『帝国という名の記憶』のハヤカワ文庫解説がとても良く、お役立ち情報満載でした。
『帝国という名の記憶』はC.J.チェリイの『色褪せた太陽』シリーズの影響を受けていて、アーカディ・マーティーンだけでなくアン・レッキーやユーン・ハ・リーもC.J.チェリイの影響下にあるそうです。

なんと、自分の大好きな作家が全員C.J.チェリイ組とは。
たしか『色褪せた太陽』三部作は持っていたはず、と蔵書を探してみましたが、持っていたのは『アラン史略』三部作でした。

『ケスリス』は読んだ気がするが、ちゃんと読み直したいと思ったものの邦訳はとっくに絶版。
近所の図書館も蔵書なし。

頼みのキンドル洋書はThe Faded Sun Trilogy Omnibusの三冊セットで880円と破格のお値段。
しかしレビューを見ると、電子版は間違いが多いとあり、買うのをためらってしまいます。自分の英語力では版元のミスか自分の読解力不足か判断できないと思う。

こんなにも21世紀にも各方面に影響のある本が絶版なのは悲しい。女性作家はめったに再販も電子化もされない気がしてよけい悲しい。