Netflix サンドマン Ep1"Sleep of the Just" (4)

Netflixのドラマ『サンドマン』 を見たので感想をメモしています。
ネタバレしています。本当にただのメモです。いちおう原作コミックスとの比較も試みてみました。

Ep1 "Sleep of the Just"(4)

1926年。ウィッチクロスはエドワーディアンが詰めかけるお洒落スポットになっている。けっこう田舎にあった気がしたけど、この人たちは毎晩車でロンドンから来るのだろうか。

入場客をさばききれずに困っているアレックスを助けてくれるエセル・クリップス。アレックスとエセルがいい感じになるので、もしかして若い二人が恋人同士に?と一瞬思ったが、エセルは単に屋敷に無料でもぐりこみたかっただけのようです。

パーティの翌朝、交替の見張りが出勤してこないので代わりに当直に入るアレックス。モーフィアスと心が通じ合ったのも束の間、カラスのジェサミイ殺害事件が起こってモーフィアスはまた引きこもってしまう。
原作と違ってここまで穏やかで美しい映像が続いていたので、ジェサミイの死はとてもショックだった。でもこの時デスが来なかったのはなぜ?ジェサミイは生物じゃないから?

エセルは妊娠するが、ロデリック・バージェス(チャールズ・ダンス)に中絶を命じられる。
お腹の子のために家出するエセル。

【ここが原作と違う】
原作ではエセルはサイクスと駆け落ちして、お腹の子の父親ははっきりしないまま。
ドラマではエセルがドリームから奪われたツールをすべて一人で持って出て行ってしまい、オカルト大戦は起こらない。


怒り狂ったロデリック・バージェスを阻止するアレックス。
揉みあううちにロデリックは死んでしまう。
父の死を庭師のポールに告げるアレックス。悲しみの中にも新たな愛が芽生える。この場面E.M. フォースターみたい。

【ここが原作と違う】
原作のロデリックはドリームの協力を得られないまま老衰で死ぬのですが、ドラマのこれは・・・「父殺しは巣立ちのための通過儀礼ってことですか」と尾形の声が聞こえてくる・・・今年は父殺し元年?
そしてここにも来ないデス姐さん。この部屋にはエンドレスは入れないのかな。

ポールがもとは庭師だったというのは原作ではなくオーディオ版からの設定だと思うのですが、ドラマではさらに俳優をスコットランド系から有色人種に変えています。演じているのはChristopher ColquhounとGus Gordonとクレジットされている。


チャールズ・ダンス様があっさり退場してしまい、若者のラブラブタイムが始まったので混乱しています。
警察呼ばなくていいのか?どうやって処理したのかな。