(自分用メモなのでお構いなく)
「ロバートの反乱」って通称かと思ってたら正式な歴史的名称のようです。なぜ「バラシオンの乱」とかじゃないのか?笑う嵐と混同しないため?
今日の進み具合:
チャプター39
以下この本に書いてあることを書き並べてゆくのですが、小説とかwikiの説明と違うところがあります。
レイガー(Rhaegar)王子がライアナ・スターク(Lyanna Stark)を誘拐したあと、リカード・スターク(Rickard Stark)と長男ブランドン(Brandon Stark)が抗議のため首都へ行き、エイリス二世(Aerys II)に捕らえられて殺される。
エイリス王は次にジョン・アリン(Jon Arryn)にロバート・バラシオン(Robert Baratheon)とエダード・スターク(Eddard Stark)を差し出すように命令するがアリンは拒否。青年二人は馬上試合のあと領地へ帰らずにヴェイルへ行ったんですね。このときまだアリンの養子扱いだったのか?
アリンのcalling of his bannersが「ロバートの反乱」の始まりだった、と書いてある。
しかしヴェイルの諸侯の全員がアリンに従ったわけではなく、反乱軍と王党派にわかれて戦うことに。戦火は全土に広がります。
作者のメイスター・ヤンデルはここで急に「わたしは当時のことは知らないし、実際に体験した人たちがまだ生きているので、詳しいことは識者に譲る」みたいなことを言い出して、とても漠然としたことしか書いてありません・・・
以下何がなんだか分からないままこの本の記述通りに書いてみる。
ロバートはまずヴェイルの港町ガルタウン(Gulltown)でマーク・グラフトン(Marq Grafton)と戦って勝ちます。
ヴェイルって谷しかないのかと思ったらけっこう海の近くです。だからアンダル人が拠点にしたのかといまさら合点が(遅)。
ここから海路でストームズエンドに戻ったロバートは、自分のバナーたちを呼び集めます。
ストームランズのサマーホール(Summerhall)で一日に三つの会戦が行われ、ロバートはすべてに勝ちました。
負けたのはグラディソン(Grandison)、カフェレレン(Cafferen)、フェル(Fell)。
(wikiを見るとこの三人は共同戦線を張るはずだったのが間に合わず、ロバートに個別撃破されちゃったようです。
グラディソンとカフェレレンはターガリアンの直属。降伏してロバートの傘下に入りました。グラディソンはトライデントで重傷を負って後に死亡、カフェレレンはアシュフォードでランディル・ターリー(Randyll Tarly(サム・ターリーのパパ))に殺されました。
フェルはロバートの家臣だったが王党派に味方し、一騎打ちでロバートに敗れ、息子のシルヴァーアクス(Silveraxe)がロバートの人質に。この話は小説版でダヴォスちゃんがしてた。)
ロバートとストームランズの諸侯はアリン軍と合流し、リヴァーランズのストーニー・セプト(Stoney Sept)で勝利。ストーニー・セプトってエッグとダンクが滞在してたところですね。
Stoney SeptとStepstonesって地名を混同してました。どっちもブラックファイア関連の土地だから。
Stoney Septはリヴァーランズにある町、sept(七神を祀る宗教建築物)がある。
The Stepstonesはドーンの東にある諸島。
セプトの鐘が打ち鳴らされる中で戦われたのでバトル・オブ・ザ・ベルズ(Battle of the Bells)とも呼ばれます。
ロバートはレイガーの友人でもと従者のマイルズ・ムートン(Myles Mooton)と五人の男を殺し、新たに王の手になったジョン・コニントン(Jon Connington)を撃退しました。
(wikiによるとジョン・コニントン個人は勇猛に戦ってアリンの甥を殺し、ホスター・タリーを負傷させています。けっこう強いですね。
ジョン・コニントンの前任のメリウェザーはサマーホールの敗戦後、王の手を首になり、爵位も領地も没収されて追放されたようです。ロバートは戦後メリウェザー家の孫息子に領地を返してやったんですって。
なおジョン・コニントンも追放されてエッソスへ逃亡しました。)
アリン家、スターク家とタリー家の婚姻によってロバート軍とリヴァーランズの結束が強まりました。
(アリンが結婚を急いだのはコニントンに後継者である甥を殺されたせいとwikiにある。)
キングズガードがコニントン軍の救援に派遣され、レイガー王子が南方から帰還してクラウンランズで新たに組織された王党軍の指揮をとります。
レイガー王子がすべての発端なのに・・・いままでどこにいたの・・・
ここで急にバトル・オブ・アシュフォード(Battle of Ashford)に話が戻るので混乱するわーメイスター・ヤンデル・・・
サマーホールの戦いのあと、リーチのアシュフォードでランディル・ターリーがロバートに勝利、ロバートはアリンと合流するためにリヴァーランズへ敗走。
(ドラマで壁へ行ったスタニスがサム・ターリーをじろじろ眺めながら「お前の父親はロバートに勝った」とか言ってたのはこの戦いのこと)
ロバートが去ってがら空きになったストームランズにメイス・タイレル(Mace Tyrell)が攻め込み、ストームズ・エンドの包囲攻撃(Siege of Storm's End)が始まります。包囲軍にはアーバーのパクスター・レッドワイン(Paxter Redwyne)の大艦隊も加わり、包囲はロバートの反乱が終了するまで続きました。
(って軽く書いてあるんですけど。
スタニスの名前がまったく出てこない。ひどいラニスターの提灯持ちメイスターたち・・・
ストームズ・エンドの包囲は一年も続いたんですよね。
救援も物資もなく、城内の人々は飢え死にしかけていた。ダヴォス・シーワースがオニオンを持ってきてくれなければストームズ・エンドは戦わずしてタイレルのものになっていたでしょう。)
ドーンからはエリア(Elia)王女を守るため一万の槍兵が派遣されました。
キングズランディングで王のそばにいるのはジェイミー・ラニスターだけ?それもタイウィンへの人質として王宮にとどめられていたようです。
レイガー王子がやっとキングズロードを通って追いつきました。
王子は(ストーニー・セプトから敗退してきた)キングズガードのバリスタン・セルミー(Barristan Selmy)、ジョナソー・ダリー(Jonothor Darry)、ドーンのプリンス・ルウィン・マーテル(Lewyn Martell)と合流。
ルウィン・マーテルはキングズガードの一員ですが、サーではなくプリンスの称号を許されていたようです。エイリスがドーン嫌いのわりにキングズガードにはドーン人がいる。
名高いバトル・オブ・ザ・トライデント(Battle of the Trident)は後にザ・ルビー・フォード(the ruby ford)の名で知られるクロッシング(the crossing)で両軍が激突した戦いです。
(the Tridentに定冠詞がついてるのは有名な川だからかなー。the crossingの定冠詞は何でだろう?※)
四万の王党軍に対し、反乱軍は数では劣っていたが士気は高く、連戦で鍛えられていました。
渡し場での激戦で、王党派のジョナソー・ダリーとルウィン・マーテルは戦死、バリスタン・セルミーも重傷を負います。
ここからキングズガードが一人ずつ欠けてゆく「そして誰もいなくなった」状態に。
ロバートとレイガーは浅瀬で出合い、互角の一騎打ちを繰り広げましたが、ロバートの復讐心は激しく、ついに戦鎚がレイガー王子の胸当てをぶち破って高貴なルビーを浅瀬にまき散らしたのでした・・・
勝利したロバートはバリスタン・セルミーの処刑を拒否、自分のメイスターに治療させました。
(このときのメイスターはクレセンではないですね。クレセンはストームズ・エンドにいてスタニスが逃亡者を吊るそうとするのを「食料になるかも知れないから」と止めているころ。
若いころから悪辣やなボルトン。)
こうして未来の王は騎士たちの忠誠を勝ち得ました。ロバートほど心が広く、慈悲深い王はいないのですから。
ってとこでこの章は終わりました。
スタニスはストームズ・エンドに閉じ込められたまま忘れられています。かわいそう・・・
ずっと詳細が分からず頭がごちゃごちゃだったロバートの反乱の流れがやっと分かって満足です。(自己満足)
Robert's Rebellion
しかし大文字かどうかは耳で聞いたら分からないけど、そういうときはどう区別するのだろうか・・・
何を言ってるかというと、もし貴女と私が二人で旅をしていてザ・トライデントを渡ることになって、ザ・ルビー・フォードが見える場所で「どの渡し場を通ろうか?」と相談したら、貴女が
「ザ・クロッシングを通って行こう」
と答えました。貴女が指しているのは
A.目の前にあるそのクロッシングthe crossingすなわちザ・ルビー・フォード
B.慣習的にthe Crossingと呼びならわされているザ・ツインズ
のどちらかは私にはとっさに判断がつくものなのだろうか?ってことを考えていたわけです。
はい、どうでもいいですね。