2021-01-01から1年間の記事一覧
チャールズ・ダンス様が出ているのでBBCテレビドラマ版の「荒涼館」を見ました。 話が入り組んでいてよく分からないまま見ていたのですが、チャールズ・ダンス様は弁護士のタルキンホーンを演じています。タルキンホーンはサー・レスター・デドロックという…
「キングズマン ファースト・エージェント」は予想していたよりだいぶ面白く、ロシアの部分が豪華で良かった。しかしチャールズ・ダンス様の撮り方があまり分かっていない監督だなと感じられました。このあいだ見たBBCの「荒涼館」のほうがよっぽどチャール…
スザンナ・クラークの「ピラネージ」が2021年の女性小説賞 Women's Prize for Fictionを受賞したそうです。 読んでみたいとは思うものの、まだクラークの前作「ジョナサン・ストレンジとミスター・ノレル」すら読んでいません。まず邦訳のあるほうから読むべ…
この季節になるとオーディブルで新たなバージョンが出るクリスマス・キャロル。今年はUKの会員向け無料プログラムにヒュー・グラント朗読版が追加になりました。 途中からヒュー・グラント目当てて聞いていたことをすっかり忘れてしまうほど引き込まれる朗読…
「海馬を求めて潜水を」 にマルセル・プルーストの逸話が出てきたので、「失われた時を求めて」を読みたくてたまらなくなり、しかし自分で読むのは面倒くさい、そうだ、オーディブルに読んでもらおう!と思ったが日本版にはプルーストはないようです。 UK版…
ノルウェー人姉妹が書いた記憶についての本。記憶と言えばもちろんマルセル・プルーストも出てくるのですが、彼は実はマドレーヌではなくトーストで思い出したというエピソードが面白い。確かにカリカリのトーストをかじった瞬間のほうがいろいろ思い出しそ…
11月2日に発売予定のデイヴィッド・テナントとマイケル・シーン朗読版Good Omensオーディオブック。オーディブルで検索しても予約画面が出ない・・・いつ予約できるの・・・とじりじりしながら待っています。 やっと予約受付になった!と喜んだのもつかの…
オーディブルUKが会員に無料提供しているOrwell Collectionを聞いてみました。(無料ばっかり聞いててクレジットが減らない)「動物農場」と「1984年」が収録されています。まずは「1984年」から。 小説はかなり以前に読んだけれど詳細はもはや記憶…
オーディブルUKが会員向けに無料提供しているGreat Classic Stories IIを聞いています。BBC制作で安心のクオリティー。ヴァージニア・ウルフのThe Mark on the Wallが入っていて(ちなみにチャプター11)、意識の流れるままに心地よく散歩に連れ出され、オ…
2018年12月に発表されたマーダーボット・ダイアリーの短編。 'The Future of Work'という未来の労働についてのSFアンソロジーの収録作品のようです。WIREDのサイトで無料で読めます。(登録不要) www.wired.com この短編の時期はマーダーボットがガヴァナー…
(ものすごいネタバレしています) AudibleがAncillary Mercyのオーディオブックを日本には売ってくれないので、google playで買いました。一作だけ違うアプリで聞くのが面倒だ。とはいえProvenanceにいたっては日本では販売すらしてないので、Ancillary Mer…
ネットでアン・レッキーのラドチ帝国シリーズ(Imperial Radch)を検索すると #0.5 Night’s Slow Poison#0.6 She Commands Me and I Obey(日本語訳《主の命に我従はん》)#1 Ancillary Justice(《叛逆航路》)#2 Ancillary Sword(《亡霊星域》)#3 Ancillary …
■John Finnemore's Souvenir Programme Series 9 シリーズ9はこれまでと趣向を変えて、各エピソードごとにメイン登場人物の人生を過去にさかのぼっていく形式。 Russ→Deborah→Jerry→Vanessa→Newt→最終回は全員という順だと思います。たぶんすごく面白くて感…
Network Effectのブログ記事にアクセスしてくださる方が多いので、何かお役に立てることはないかと思い、マーダーボット・ダイアリーの初長編Network Effectの刊行前に「マーダーボットとARTの合同インタビュー」って企画があったなと検索してみました。 Fee…
デイヴィッド・テナントとマイケル・シーンが主役のオーディオブックが発売されるようです。ドラマのシーズン2のタイアップ企画なのでしょうか。ナニコレ・・・と思ったファンも多いらしく、ツイッターで直接ニール・ゲイマンに質問してる人がいて、「オー…
オーディブルからThe Sandman: Act IIが降りてきたのでこれから聞きます。
オーディブルのUKとUSAの会員向け無料ポッドキャスト。Stephen Fry's Victorian Secretsが好評だったのかエドワーディアン版も公開されました。 エドワード7世、愛称バーティの治世といえば、降り注ぐ柔らかな陽光のもと芝生でお茶を楽しむ人々・・・を誰も…
オーディブルのUKとUSAの会員は無料で聞けるStephen Fry's Victorian Secrets。最近「スティーブン・フライのエドワード朝人の秘密」もリリースされたので、復習のために聞き返しています。 「スティーブン・フライの」というタイトルですが、原作がフライの…
オーディオドラマ最後のエピソード。 1593年6月23日のサウスダウン。シェイクスピアの一座はロンドンから次の公演場所へ向かっている。どうやら都会では疫病が流行っているらしく、地方巡業には感染症を逃れる目的もあるようです。 巨人の絵が見下ろすの丘の…
ウラニア・ブラックウェルUrania Blackwell (声:サマンサ・モートン)は元スーパーヒーロー。任務中にエジプトの太陽神ラーによって負傷してリタイア、いまは労災年金で生活している。彼女と世間の接点は元職場の年金支払い担当者との電話だけ。孤独のあま…
朝目が覚めたらオーディブルからメールが来ていて 「これは夢ではない」 と書いてあるので何かと思ったら「サンドマン」オーディオドラマ2の予約開始のお知らせでした。 制作中とは聞いていたが、もう出来たのですね。ネットフリックスのドラマより早くリリ…
飼い主に子猫を殺された猫が、夢の猫を探す話。なんかこういうの日本の少女漫画で見たことある・・・。 後半は猫が集会で他の猫たちに「数千の猫が夢見れば、現実を変えて人間の暴政を倒せる」と演説します。この演説はマーティン・ルーサー・キング・ジュニ…
ドクター・フーのアンソロジーの朗読版。13人のドクターを主人公にした13の短編集。こども向けの本です。もともと2013年に50周年記念として12人のドクターを主人公として出版された本に13人目を追加して再販売したようです。 主人公は同一人物なの…
このエピソードあまりにも恐ろしくてコミックスは一度読んだらもう二度と読めず。オーディオドラマも聞くのが辛い。 年長の男からミューズを譲り受けた若い男が、売れっ子作家になる話。ムーサの一人カリオペーはギリシャのヘリコン山でErasmus Fryに捕らわ…
ヒラリー・マンテルの「ウルフ・ホール」三部作のうちThe Mirror and the Lightだけオーディブルが売ってくれません。売らないと言われると聞きたい・・・と思っていたら、とつぜんアナタへのおススメにThe Wolf Hall Trilogyが現れるようになりました。 な…
モーフィアスMorpheus(声:ジェームズ・マカヴォイ)に消されそうになるローズ・ウォーカー Rose Walker(声:Shey Greyson)。 そこへ若い女が現れる、彼女はユニティ・キンケイドUnity Kincaid(声:Sue Johnston)の若返った姿だった。 ユニティは自分こ…
ローズ・ウォーカー Rose Walker(声:Shey Greyson)はフロリダのシェアハウスに戻ってきている。 下宿屋の住人達はそれぞれ奇妙な夢を見る。バービーはお姫様として言葉を話す動物とともに大冒険をする。この冒険は後の巻でさらに展開するけどけっこう残酷…
オーディブルUKのサービスをスマホアプリで利用しています。今日アプリを開いてみたらトップにaudible plusというバナーが出てきました。 メンバー向けの無料サービスのようです。アメリカとUKでは提供されてますが、日本ではまだのようですね。これまでも新…
このエピソードはオーディオドラマ中で2番目に長い回です(一番長いのは最初のエピソード)。ただ、多くの部分がシリアルキラーたちの自慢話で占められているので、個人的にはあまり楽しめませんでした。しかしこれも宿屋で宿泊客たちが順番に自分の話をす…
ジェドの夢の中で活躍するサンドマンの正体はヘクター・ホール Hector Hall(声:Ray Porter)。オーディオドラマではヘクターとギルバートは同じ人が演じているのですが、何か意味があるんでしょうか。 ヘクターと妻リタLytaはジェドの夢にもう何年も住んで…