アントン・レッサー朗読『すばらしい新世界』

ゲーム・オブ・スローンズでクァイバーンを演じているアントン・レッサーがオルダス・ハクスリーの『すばらしい新世界』(Brave New World)を朗読しています。
 
 
Anton Lesser reads Aldous Huxley's nightmare vision of the future
 
 
アントン・レッサーの時々奇妙に甲高くなる声がディストピア小説の不安をあおります。ゲーム・オブ・スローンズだけ見てると気づきにくいのですが、アントン・レッサーってめちゃくちゃ演技うまいですよね。
 
今回は朗読なので一人ですべて読んでいます。
しかし過去にはラジオドラマの『すばらしい新世界』にも出演していたようです。
いまは聴けないプログラムで残念ですが、写真が可愛いの!
 
Anton Lesser plays The Director in Brave New World
Brave New World by Aldous Huxley
 
 
 
 
 
 
Dangerous VisionsはSFドラマのプログラムらしく、今日現在はCultureという作品をオンデマンドで聴くことができます。
Cultureは未来のイギリスが舞台。医療保険が適用されない移民や貧困者に抗生物質を公費で投与するかどうかを法廷で決定する医療法廷サスペンスドラマでした。
スコットランドはイギリスから独立してる世界らしく、スコッツは「南に来る前に予防注射をしてないお前が悪い」と追い返されてしまう(笑)。
ブラックな世界なのに最後はハートウォーミングでイギリスらしい皮肉のきいたSFでした。
 
BBCラジオの朗読やラジオドラマはつい聞き入ってしまう作品が多く、全部聞きたいけど時間切れになってしまう。