ケン&テナント Takin' Over the Asylum 第5話~第6話

日本人でこれからこのドラマを見る人はあまりいないかと思いますが、ネタバレしているのでお気をつけください。

BBCサイト
Takin' Over the Asylum



第5話
Rainy Night in Georgia

第6話
Let It Be


前回自殺してしまった(ネタバレごめん)ファーガスのお葬式。
酔って荒れるキャンベル(デイヴィッド・テナント)をなぐさめるエディー(ケン・ストット)。ケンさん年上の貫禄すてき。


エディーはもうラジオのDJになる夢をあきらめかけているのですが、キャンベルはふたりで成功しようといろいろ計画を立ててます。
「ソロでやれよ」「だめだよおれたちデュオじゃないか」って会話が楽しい。

キャンベルは詐欺のような手口を駆使して、BBCラジオスコットランドでテスト放送(?)をさせてもらえることになりました。pilotと言ってたのですが、実際に放送されたのかスタッフだけにデモをやったのかよく分かりません。

結果は大成功。
エディーは後日ひとりだけBBCラジオのプロデューサーに呼ばれます。
「契約してもいいけど、キャンベルは不安定だからエディーだけ使いたい」というBBCにエディーは「おれたちはデュオだ」と断る。男前!

野良猫のマクタヴィッシュに子猫が生まれてフランシーン(Katy Murphy)も幸せそう。
エディーはフランシーンとデートみたいなこともして、すべてが順調に見えます。

しかし近所の悪ガキにマクタヴィッシュの隠れ家が放火されてしまい、フランシーンは赤ちゃんを失うトラウマが蘇って症状が悪化。
病院のラジオ局は予算がなくて閉鎖されることになるし、エディーは生活費のためにあくどい手段で強引に窓を売らなければならない。ストレスでアルコール依存症も復活してしまう。
ここのウィスキーをあおりながらセールスに回るケン・ストットさんがすごく良くて、台詞のある場面もいいけど、何も言わないシーンも本当に上手い。


BBCのDJが魚の骨をのどにつまらせて休業したため、代行をさせてもらえることになったエディーとキャンベル。
エディーはまたもプロデューサーに呼ばれます。
「ソロなら使ってもいいと思ってる」というプロデューサーに、きっぱりと
「キャンベルと一緒でないとダメだ」と告げるエディー。
しかしプロデューサーの返事は
「我々が使おうと思ってるのはキャンベルのほうだ」




派手なドラマではないんです。
でも俳優さんがみんな地道に演技が上手で、知らず知らず引き込まれてしまうドラマでした。
アマゾンUKの評価では星5つがほとんど、少数が星4つ。みんなが「とにかく見ろ」とすすめていて面白い。


エディーがついにフランシーンにキスする場面があるのですが、ケンさんったら鼻から突撃してて激萌えました。
そのあと喧嘩のシーンがあって、こちらも鼻から頭突き。あいにくドワーフではなくて人間なので鼻血が・・・
あとで絆創膏を貼ってもらってました。絆創膏は普通サイズだと思うのですが、ケンさんの立派な鼻梁に乗っかってるとミニミニサイズ。