またアホなことを言っていますのでご笑覧ください。
Work on Your Accentでお手本DVDと鏡に映った自分の口を比べて
ネイティブは常に前歯が見えている
ことに大衝撃を受けてからしばらく経ちました。
その後、できるだけ意識して前歯をむき出しにするようにして発音すると、だいぶネイティブに近い発音ができてきたように感じます。
最初は上手く歯を見せられず、鼻に皺を寄せて必死に上唇を引き上げていましたが、これにはかなりエネルギーを使いました。
だんだん慣れてくると、むしろ
下唇を前歯から離すように前方へ伸ばす
のが良いのではないかと思えてきました。
特にsh/ʃ/ や ch/tʃ/の発音のとき、日本人はどうしても口をイーッと横に開いてしまいがちかと思います。唇を前に出すようにすると不必要に横に開くのを防止できます。
また/t/がどうしても籠った音になってしまいがちだったのですが、前歯を見せれば綺麗に音が前に出せるようになりました。
どうしてこれまで「前歯を見せながら発音する」という簡単なことを誰も教えてくれなかったのだろう。
ネイティブにとっては幼少のころから歯を見せて発音してきたので、「わざわざ歯を剥き出しにしないと歯が見えない」人間もいるということを知らないのかもしれない。
そして日本人に英語を教えるネイティブも「日本人は喋るとき歯が見えないなー」と気付いたとしても、骨格のせいだろうかと深く考えず、指導の対象にしなかったのかもしれない。
あるいは文化的なタブーなのかもと思って触れないようにしてたとか。
簡単だけど知らない発音のコツってまだまだたくさんあるのだろうな。
サーセイは歯が見えている率が高いので、金雌獅子になったつもりで発音練習しています。
"You did this!"というセリフ、ぜんぶ前歯全開で発音していた。高度な技だ。
しかしほぼ常に歯が見えている状態で喋ると、唇が(私の場合は歯が)乾きますね。ネイティブは歯が唇に張りつかないのかな。
と考えた瞬間、長年の疑問
なぜ英語ネイティブはやたらと唇をなめながら喋るのか?
という問いが自動的に解けたことをご報告します。
唇が乾くからなめるのか・・・
スタニス陛下の舌芸に見入るダヴォスちゃん
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