Netflixのドラマ『サンドマン』 を見たので感想をメモしています。
ネタバレしています。本当にただのメモです。いちおう原作コミックスとの比較も試みてみました。
Ep1 "Sleep of the Just"(2)
前回はハサウェイ博士がウィッチクロスへ来て協力を申し出たところまででした。全然進んでいません。
ドラマ中の時間は1916年ですが、ウィッチクロスの応接は原作通りヴィクトリア朝風のしつらえです。原作よりはだいぶゲテモノ装飾が減ってすっきりしている感じです。
ウィッチクロスWych Crossはもともとジョアナ・コンスタンタインの屋敷だった記憶があるのですが、どういう経緯でロデリック・バージェスの手に渡ったのでしょうか。コンスタンタイン家の所有だったころもこういうインテリアだったっけ?と思っているときに、ドラマ『サンドマン』のロケ地についてのネット記事を見つけました。
Where was The Sandman filmed? The House & ALL the Locations
私は勝手にドラマの背景はすべてセットかCGだと思い込んでいたのですが、実在のお屋敷などでロケをしているのですね。
上の記事によるとウィッチクロスの撮影場所はオックスフォードシャーのJoyce Groveだそうです。
Jeeves and Wooster(スティーヴン・フライがジーヴズのやつ)もここで撮影されている。有名なお屋敷なんですね。
Joyce Groveの建設(改築?)はわりと新しいようなので、ジョアナ・コンスタンタインが住んでいたころはもっと違う館だったのかな。
ドラマの舞台はベルリンに。
コリンシアンが仕事中です。追いかけてきたサンドマンがコリンシアンを連れ戻すためルビーの力を使おうとするが、突然呪文に呼ばれてイングランドへ飛ばされてしまう。
ウィッチクロスではロデリック・バージェス他が儀式の真っ最中。
ここの「天使の羽根によって召喚する」というセリフを聞くたびに、この羽根を取られたドジ天使ってアジラフェルかなあと心配してしまう。
魔法陣の真ん中にモーフィアスが落ちてくる場面、素晴らしいです。なにか強大で異質なものが中空に現われ落ちてくる。コミックの印象的なシーンを美しく再現しています。
ロデリック・バージェスが魔法陣の中砂の袋を取ろうとして思い直してアレックスにやらせるところ、自分は安全圏にいて卑怯だなと一瞬思いましたが、もしかして膝が痛くてかがめないとかいう理由だろうかと思い直しました。
モーフィアスのマントからカラスが出てきて驚いた。
マスクの造形に無理があるのではと感じていたが、やはり外すのが痛そうだった。
【ここが原作と違う】
原作のモーフィアスはどこにいたのかはっきりしませんが、カラスは連れていませんでした。
ジェサミーはドリーミングに戻って報告したほうが良かったのではと思うのですが、モーフィアスが捕まったのでカラスも戻れなかったのでしょうか。
原作ではドリームが虜囚になったあと不調に陥った人が何人か登場するが、ドラマではユニティ・キンケイドだけ。
なおドラマのユニティの家はロンドンのリンカーンズ・インで撮影されたとのこと。
またもほとんど進まず・・・