(自分用メモなのでお構いなく)
前回記事
今日の進み具合:
チャプター11~12
「ザ・征服」
ザがついて大文字で始まる、「征服っていえばあれしかないあの征服」ですね。
まずよく出てくるBCとかACの説明がありました。
何のことはないYears before Aegon's ConquestとYears after Aegon's Conquestの略です。
しかしこのゼロ年がエイゴンがキングズランディングの地を踏んだ年か、オールドタウンで戴冠式を行った二年後か諸説あるっぽい。たぶん原作者が適当に設定したのでマニアが困ってると見た。
娘のDaenys the Dreamerがヴァリリアの大火の予知夢を見たので、Aenar Targaryenは家財を売り払って(描写が細かいな)ドラゴンストーンに移住します。当時のターガリアンは決して大家ではなく、他のヴァリリア人たちからは権力闘争から逃げ出したとみなされていました。
エイゴンは姉ヴィセニア、妹レニスの双方と結婚していました。三人はそれぞれドラゴンに騎乗して七王国の各国を撃破。
ダヴォスがダンジョンでいっしょうけんめい読んでたのは妹のほうの話ですね。
ストームズエンドのアーギラック・ダランドン王は娘アーゲラをエイゴンの妻にしよう申し出ますが、エイゴンはこれを断り、幼馴染で唯一の友人オリス・バラシオンとアーゲラ姫の結婚を提案。
オリス・バラシオンはエイゴンの異母兄弟と噂されていたためアーギラック王は怒り、「私生児に娘はやらん」と使者の手を切り落として送りつける。この手のイラストがわざわざ掲載されてて怖いよ。
エイゴンはオリスにストームズエンド攻略を命じます。黒髪に黒い瞳のオリス・バラシオンは一騎打ちで白髪首の老王を倒す。アーゲラ姫はストームズランドの女王を名乗り、城を枕に討ち死にしようと籠城します。
しかし裏切った家臣たちがアーゲラ姫を裸で縛り上げて(ひどい)、オリスのもとに担ぎ込む。
オリス・バラシオンは自ら姫のいましめを解き、自分の衣を着せかけてやり、ワインを注いでアーギラック王がいかに勇敢に戦ったかを優しく話して聞かせるのでした。
オリス・バラシオンが騎士道の鑑すぎる。
ふたりはもちろん結婚し、オリスはアーギラック王をたたえるため、ダランドン家の紋章、冠をいただいた牡鹿をバラシオンの家紋としたのです。だから王でもないのに鹿が王冠かぶってるのね。
オリス・バラシオンをエイゴンは
「わが盾、わが勇士、わが力づよき右手(My shield, my stalwart, my strong right hand)」
と呼び、最初の「手」に任じたのでした。
エイゴンが天下統一して初めてスモールカウンシルを招集したとき、セルティガー家とヴァラリオン家が入閣しています。この両家は300年後にスタニス・バラシオンがドラゴンストーンの領主に就任すると家臣として仕えることになるのですが、エイゴンの征服のころは同僚だったんですねえ。浅からぬ縁を感じます。
盛りだくさんで聴きごたえのある章だった。
今日聞いたチャプター:
The Conquest