Day12 オームンドとステフォン・バラシオン 「氷と炎の世界」 Audible+kindle



(自分用メモなのでお構いなく)

今日の進み具合:
チャプター36

エイゴン五世の跡を継いだジェイへイリス二世(Jaehaerys II)は病弱で在位三年で若死にするのですが、彼なりにせいいっぱい王家のために力を尽くした王です。長生きしてほしかった。

兄ダンカンが父王とともにサマーホールで夭折したためお鉢が回ってきたジェイへイリス二世の最大の試練は、ナインペニー・キングたちとの戦い(War of the Ninepenny Kings)すなわち第五次ブラックファイアの乱。

バンド・オブ・ナイン(Band of Nine)という海賊や傭兵の寄合がゴールデン・カンパニーの頭目メイリス・ブラックファイア(Maelys the Monstrous)を担いでステップ・ストーンで騒ぎを起こしました。

このバンド・オブ・ナインの中にリスの海賊でヴァレリアの子孫を名乗るサマロ・サーンって人がいるのですが、もしかしてサラドール・サーンのご先祖とかでは・・・?と思ったらやっぱりそうだった。サラはスタニス陛下のご先祖の仇なんですね。


ジェイへイリス二世(Jaehaerys II)はみずから反徒たちを征伐しようとしますが、王の手のオームンド・バラシオン(Ormund Baratheon)がはやる王をなだめ、司令官として出陣します。
オームンドはジェイへイリス二世の妹と結婚した縁で王の手に任命されたのでしょうか?バラシオン家が「手」になるのはロバー・バラシオン(Robar Baratheon)以来かと思われます。(我ながらマニアック)

しかしオームンド・バラシオンは敵の首領メイリス・ブラックファイアの手にかかり、息子ステフォン・バラシオン(Steffon Baratheon)の腕の中で息を引き取ります。
若きバリスタン・セルミーがメイリスを倒し、ブラックファイアの乱はついに終結しました。

後年ロバート・バラシオンがターガリアンに叛旗をひるがえしたとき、敵であるバリスタン・セルミーを殺さず、自分のメイスターに治療させたという美談があるのですが、ロバートにしてみれば父の命の恩人を死なせるのはしのびなかったのかも。

ステフォンはわずか十四歳でストームランドの領主に。このステフォンも次男スタニスが十四歳の時に世を去るのです。
原作でスタニスがダヴォスちゃんに「ラニスターはウサギのように殖える」とこぼしてたと思うのですが、子だくさんのライオンに比べ、バラシオンはこどもが少ないし、若死にの家系なのですね。
最新世代はシリーン姫とエドリック・ストーム(認知されてるのは)の二人しかいないので心配だ。がんばって増えてほしい。



何度も同じことを言っているが、ダヴォス・シーワースは六男にスタニス、七男にステフォンと名付けています。

ジェイへイリス二世はこのあとまもなく突然の呼吸困難を訴えて死亡。
ターガリアンはいよいよ最後の狂王エイリス二世の御代へ。


Jaehaerys II