続きです。
ネタバレ踏みたくないかたはここでお帰りください。(簡潔な警告)
まさか五回も続くとはね。
戦後処理です。
「ストームズエンド包囲終了」
〈バラシオン家〉
アシュフォードの戦いからずっとタイレルとレッドワインに包囲されているストームズエンド。
城を守るスタニス・バラシオンがネズミを食べて生き延びているところへ密輸人のダヴォス・シーワースが玉葱と塩漬け魚を運んできて、守備隊は餓死をまぬがれました。ダヴォスがなぜバラシオンに食糧を運んだのか原作では明らかにされていません。
〈スターク家〉
エイリス二世が死んでロバートが新王となりました。ネッドはエイリスを弑殺したジェイミー・ラニスターを壁送りにし、プリンセス・エリア・マーテル、レイニス王女、エイゴン王子殺害の犯人をつきとめて裁くべきだと主張。ロバートと喧嘩になったネッドはむかっ腹をたてて王都を去り、ストームズエンド救援に向かいます。
形勢不利とさとったリーチの諸侯は包囲を解き、ストームズエンドは救われた。
もしネッドとロバートが仲良しだったらスタニスは放置されてたのか・・・
「タワー・オブ・ジョイの戦い」
〈スターク家〉
ストームズエンドの包囲を終わらせたネッドはリードやダスティンたち六人の仲間とともにさらに南下、ドーンの赤い山脈近くでタワー・オブ・ジョイを警護しているエイリス二世のキングズガード三人を発見。このタワーにはリアナ・スタークがいました。
ネッド一行はキングズガードたちと戦い、ネッドとリードだけが生き残った。この時死んだダスティンの妻が原作では後に女傑として登場します。
リアナはネッドに何事か約束させて死亡。
まさかぶらぶら歩いてたら偶然姉妹が監禁されてるアジトについたなんてこともないでしょうから、ここにリアナがいることは分かってたんですよね。誰から聞いたんだろうか。レイガーが自分で白状したの?
ネッドは当然リアナを発見したことはネッドに報告したのでしょうが、キングズガードの末路とかはどう話したのだろう。キングズガード三人も倒したら歌とか作られそうなもんだが。
「スターフォール訪問」
〈スターク家〉
ネッドはさらに南下、デイン家の居城スターフォールを訪れ、タワー・オブ・ジョイで戦死したアーサー・デインの形見ソード・オブ・ザ・モーニングを返還します。
ここから北部へ直帰したのかな?帰宅したときにはジョン・スノウという名の赤子を連れていました。いつ生んだ。
〈デイン家〉
アーサーの姉妹アシャラが自害。この女性がジョン・スノウの母かと噂になりました。この人の侍女もジョンの母親候補。ジョンのママ候補で同窓会とかすればいいと思う。
284 AC
「ドラゴンストーン襲撃」
〈ターガリアン家〉
トライデントの戦いの後、レエラ王妃とヴィセリス王子はドラゴンストーンへ疎開。
エイリス二世が殺されるとヴィセリス王子はドラゴンストーンで戴冠したようです。
レエラ王妃はデイナーリス王女を生んで死亡、この時の嵐でターガリアンの艦船が沈没。
〈バラシオン家〉
本土で王室艦隊を組織していたスタニス・バラシオンはターガリアン艦隊壊滅の機に乗じてドラゴンストーンを襲撃。もうこの時にはマスター・オブ・シップスに任命されてたのかな。
ヴィセリス王子とデイナーリス王女は忠臣の手でエッソスに亡命。
スタニスはドラゴンストーン襲撃に成功したが、エイリスの遺児を逃がしたことでロバートに叱責される。自分でやれよ兄ちゃん!とスタニスは憤激したことでしょう。
スタニスはこの時の功績でドラゴンストーンの領主に任じられるが、ご本人はストームズエンドが欲しかったので大いに不満です。
スタニスこのときまだ独身だといまごろ知りました。領主になってから結婚したんですね。
「バラシオン王朝の成立」
ロバートは反乱の功臣ジョン・アリンを王の手に任命。
リアナを失ってからは結婚する気はなかったが、アリンの勧めでサーシー・ラニスターと結婚。バラシオン王朝のいしずえを気づいた。
ということでロバートの反乱のおさらいでした。
それで、S7のブランの“Robert's Rebellion was built on a lie.(ロバートの反乱は一つの嘘の上に築かれた)”ってセリフの「一つの嘘」っていうのはこの込み入った出来事のどの部分を指しているのだろうか。一つ嘘ついたら百くらいつかないと取り繕えなさそう。そしてさらに嘘のドツボにはまっていきそう。
というか全員が何らかの嘘をついてて羅生門状態というのがロバートの乱の面白さだと思うのですが、ブランは潔癖だからそういうのが許せないのか?
と言いたいためだけに長々と書いた記事でした。読んでくださった方がいたらありがとうございます。
なお、復讐に燃えるマーテル家にはジョン・アリンが反乱の翌年詫びを入れにいったそうです。この人も苦労するな。しかしそこまでしてラニスターをかばう理由はなんだろう。