GoT S7のよかったところ

(ネタバレ踏みたくないかたはここでお帰りください)
 
 
大絶賛する人と酷評する人に分かれたゲーム・オブ・スローンズ S7、私自身は期待しなかったわりにはけっこう楽しめました。自分が好きなキャラクターはもう死に尽くしてて心を動かされなかったということもありますが。
 
 
アベンジャーズとか言われてましたが、強いキャラクターが同じチームに集まってきて協力しあう光景は確かに胸が躍るものがありました。
マイナーで複雑な人物がどんどん殺されて、単純でわかりやすいキャラクターだけが残されたのはこのためだったのか・・・と冷めた目で見つつも、ジョラーとべリックが肩を並べて戦うところはワクワクしましたよ、ええ。
 
 
 
(ネタバレしてます)
 
一番楽しかった回は八甲田山の巻。撮影に五か月もかかったんですって。
ソロスとべリック大活躍でした。
ソロスがゾンビ熊に噛まれてべリックに消毒してもらう場面が好きだ。
 
炎の剣は鞘から抜くと着火する便利グッズ。ルロールのチャッカマン。
この炎はCGではなく本物で普通の剣の三倍の重さがあるうえ、炎が20分しかもたなくて撮影たいへんだったとリチャード・ドーマーが言ってました。
ジョラー・モーモントがソロスにすごく思い切った様子で
「ずっと聞きたかったんだけど、パイク攻めのときは酔ってたのか?」
と質問してたのも楽しかった。十年もずっと考えてたのか。
 
ソロスの酒瓶の蓋を開けてやる優しいジョラー。おばあさん僕がペットボトルあけてあげますからね。
ジョラーのほうがおじいさんだけど。
 
「君がいちばん勇敢だと思った」と褒めるジョラー
「いちばん酔っぱらってただけだよ」と恥ずかしがって逃げちゃうソロス。ソロス人生初のモテ期か?
 
S1を見返してたらジェイミーがネッドの家臣とパイク攻めの昔話をしてて「ソロスが炎の剣をもってパイクの壁をよじ登ったのを覚えてるか?」とか言ってたので、みんなソロスといえばパイク攻城を思い出すのでしょうか。
 
 
ハウンドとトアムンドがブリエンののろけ話をするとこも可愛かったな。
 
クアイバーンも活躍したシリーズでした。
女子がみんな詰襟で冷え対策完全なのに、クアイバーンだけデコルテ低すぎです。
王の手のバッジをケープを留めるブローチ代わりにしたりして、ファッションリーダーでしょうか。
 
華奢な肩からすべり落ちそうで落ちないケープ。みんなクアイバーンの胸元にくぎづけ。ウルフホールのころはアントン・レッサーぜったいお肌を見せなかったのにな。
 
ゾンビを見てうれしそうに駆け寄るクアイバーン可愛い
ゾンビ取り上げられて悲し気なクアイバーン可愛い
 
リチャード・ドーマーが待ち時間にリスクというゲームをやって時間をつぶした話をしたのですが、イアン・グレンが負けずぎらいで議論が絶えなかったようです。
RADAに行ったけどなじめなかった話も良い。
 
 
 
文句言いながらも楽しんだので、原作とドラマは別と割り切って見られる人には面白いドラマかと思います。