Netflix サンドマン Ep3 Dream a Little Dream of Me (2)

Netflixのドラマ『サンドマン』 を見たので感想をメモしています。
ネタバレしています。本当にただのメモです。
原作コミックスやオーディオドラマ版との比較も(時々)試みています。

Ep3 Dream a Little Dream of Me (2)

そのころニューヨークではエセル・ディー(ジョエリー・リチャードソン)が精神病院で息子ジョン・ディー(デヴィッド・シューリス)と面会中。
ルビーを放棄するよう説得する母に、自分の父が誰か知っていると突きつけるジョン・ディー。
ここでチャールズ・ダンス様が若き日のエセルと出会う場面が一瞬だけ流れます。美女に挨拶するチャールズ・ダンス様のお姿はサムネイルの静止画でしか見たことがなかったのですが、ちゃんと映像が存在していた!本編で使ってほしかった。サムネイルではルビーをネックレスにしていたけど映像ではつけていないので、ぜひ宝石をつけた映像をどこかで使ってほしい。

エセルは息子への愛を伝えるためamulet of protectionをジョンに譲ると、見る見る老衰して死んでしまいます。
ジョンは護符を使って外へ出る。外では待っていたコリンシアンボイド・ホルブルック)がコートと助言をくれました。コリンシアン優しい。


【ここが原作と違う】
原作のエセルはジョンの変わり果てた姿を見て怖くなったのか立ち去って戻ってこない。
彼女の死後、ジョンは遺品として譲られた護符のパワーで脱獄し、素っ裸でヒッチハイクしてルビーを取りに行く。
原作では精神病院の場面にコリンシアンは登場しませんが、看守とか他の病人がごちゃごちゃ出てきてとてもアメコミっぽい。
ドラマは母と息子の二人っきりの会話劇で、俳優の演技力がマックス発揮されている。登場人物の数を減らして俳優の力量に頼る方針でしょうか。

あと今さらですが、エセルの若い頃を演じたNiamh Walshってドラマの『グッド・オーメンズ』でナチスのエージェントGreta Kleinschmidtを演じてた人ですね。きみもゲイマン・ファミリーだったのか。


一方ロンドンではRick the Vic(ミーラ・サイアル)が「公爵夫妻がプリンセスを迎えに来るから」とジョアナ・コンスタンタイン(ジェナ・コールマン)に告げている。成人してる姫君がいるってことはヨーク侯爵がモデルなのかしら。
教会の外ではマッド・ヘティ(クレア・ヒギンズ)とモーフィアス(トム・スターリッジ)が律義に待っている。
砂のパウチを返してとか言ってるところへカラスのマシューも混ざって漫才タイムに。


この場面はカナリーワーフのジュビリー・パークで撮影したそうです。ジョン・ディーとコリンシアンが出合うシーンもカナリーワーフのようで、かなりのシーンをロンドンで撮ったんですね。

 

canarywharf.com

コンスタンタインに逃げられたものの、彼女が夢を見れば居場所が分るサンドマン。コンスタンタインは例のアストラの悪夢を見ていました。
夢をたどって行けるのは便利な能力ですが、捜査対象が目覚めているあいだは移動できないのでしょうか。

コンスタンタインは砂袋が元カノレイチェルのもとにあることを思い出す。

【ここが原作と違う】
原作のレイチェルの家は父親や勝手に入ってきた男が悪霊化して気持ち悪い空間になっていましたが、ドラマはとてもあっさりしてて助かった。
原作よりドラマのほうがコンスタンタインのレイチェルに対する感情の描写が詳しいし、レイチェルもクソみたいな扱いを受けなかったので、ここでもホッとしました。


次回やっと地獄行き