スタニス ドラマと原作のちがい S2E10 Valar Morghulis

S2E10 Valar Morghulis
 
 
ドラマのスタニスが原作とどこが違うか検証してみようではないのと始めてみたものの、細かいことにとらわれすぎて迷路にはまりこんでいるシリーズです。
 
 
S2E10 Valar Morghulis
 
モルグリスって綴りが難しすぎる。みんなさっとタイピングできるのだろうか・・・
と思っていま適当にタイプしてみたら合ってた。意外に簡単だった。
 
≪本日のタイウィン様≫
 
馬で王座の間に乗り込んでくる堂々のタイウィン様
 
 
≪ドラマのスタニス≫
 
スタニスはシーズン2にはもう登場しないのかと思ったら出てきました。
無事ドラゴンストーンに帰ってたようです。
 
内容はともかく苦悩するシェイクスピアドラマのお手本みたいでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「七番目の地獄」というのは氷と炎の世界でよく使われる言い回しですが、四番目とか六番目の地獄という言い方はないようです。
スタニスはル・ロールに改宗したんじゃなかったのか。地獄は共通か?
 
あの混戦でもタイレルラニスターに背後から襲われたというのは把握してたようです。
さすがにレンリーの亡霊などは信じてなかったみたい。
 
自分が弟を殺したという認識はあるのか・・・
 
メリサンドルに炎を凝視するよう勧められるスタニス。
何か見えたようです。
 
 
 
 
≪原作では・・・≫
 
ダヴォスが行方不明なのでスタニスには視点者がいません。
どうやってドラゴンストーンに帰ったかはブロンが教えてくれました。
 
“His Lyseni kept their galleys out in the bay, beyond your chain. When the battle turned bad, they put in along the bay shore and took off as many as they could. Men were killing each other to get aboard, toward the end.”
Martin, George R. R..
A Storm of Swords 14
 
最後尾に配置されてたサラドール・サーンの艦隊が生存者を拾って退却したようです。
かつてスタニスの祖父はサラドール・サーンのご先祖と戦って死んでいるので、恩讐の彼方にって感じですね。
 
スタニスは炎の中に雪の中の戦いを見たと思うんですが、原作のどこに書いてあったか見当たらない。
 
あ、大事なことを忘れていた、冒頭のタイウィン様がかっこよく王座の間に入ってくる場面、原作では結婚話と論功行賞の他に捕虜の処遇も決められています。
捕虜が引き立てられてきて降伏した者は許されるのですが、ラニスターに屈しない剛の者もいて、スタニスはけっこう家臣に恵まれていたんだなと思いました。
 
このときラニスターに屈せず広間に引き出されたのは、赤い蟹こと老ロード・セルティガー、さらに年老いたロード・エスターモント(もしかしてスタニスの母方の祖父?伯父かな?)、足を引きずっているが誰の手助けも拒んだロード・ヴァーナー他数百人。
 
ロレントのさる私生児はジョフリーを罵りながら死んでいきました。
 
“Do not imagine this is done, boy,” warned one, the bastard son of some Florent or other. “The Lord of Light protects King Stannis, now and always. All your swords and all your scheming shall not save you when his hour comes.”
Martin, George R. R..
A Clash of Kings
 
 
 
 
以上シーズン2のリキャップでした。我ながら竜頭蛇尾な企画だった。
シーズン3もこりずにやる予定。